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はじめに


コピー本とは?

 基本的に原稿を「コピー機」に掛けて、コピーして製本したもの
 ただ、最近ではレーザープリンタで打ち出したものも「コピー本」扱いすることも多いようで。
(実は小説等の文字は、レーザープリンタでの直打ち出しの方が、コピーより綺麗だったりします。)
 ツワモノは「本文も、インクジェットプリンタ直打ち出し」なんて方もいるらしい……。(インクジェットは滲まないかなぁ? 擦れたりしたら見難いと思うんだけど。あと、コストが高い気が……。)


製本の種類

・・・・・・・・・・ 袋綴じ ・・・・・・・・・・
 一般商業誌ではまず見られない装丁で、通常は学校行事などで使う「旅行のしおり」等の冊子を作る時などに使われる。上から見ると袋状になっている。
 片面だけに印刷し、表が上になるように二つ折り。それを重ねて、折り目とは逆の、紙の端の部分で止めたもの。
 表紙は中の本文用紙と共に、ホッチキスで止めるか、接着剤などでくっ付ける。
袋綴じ


 商業誌では「袋綴じ」と言えば、雑誌のエロページなどに見られる、折り目を切って開くタイプのもので、この手のものに付いては本来は「袋折り」とか言うらしいんですが、同人誌ではこの形を「袋綴じ」ということが多いので、とりあえずここではこれを「袋綴じ」として説明します。


・・・・・・・・・・ 中綴じ ・・・・・・・・・・
 雑誌などに見られる背表紙が折り目になっているもの。
 二つ折りにした用紙を開き、折り目で重ねて、折り目の部分で止めたもの。
 表紙は中の用紙と共に、ホッチキスで止める。
(ちなみに写真は「素材辞典」(版権フリーの素材写真集CD-ROM)のパンフレット。ユーザー登録すると送られてくる。)
中綴じ

・・・・・・・・・・ 平綴じ ・・・・・・・・・・
 教科書や文庫・新書本など背表紙が平らなもの。
 一般的には、二つ折りにした用紙を折ったまま重ね、折り目の部分を接着したもの。
 表紙はその接着部分に被せるように付ける。
(写真は「配色イメージチャート」という、配色の参考書。行き詰まった時に開く。参考にしたことは……ないな。←オイ)
平綴じ


 商業誌ではこのタイプのものは「平綴じ」と「無線綴じ」の2種類があって、見た目は一緒ですが、その詳細は異なります。
 「平綴じ」は背表紙の折り目近くに針金(ホッチキス)を打ち、その後背表紙を糊付けして表紙の用紙を接着します。そのため、見開きでパカッとページを開ききることが出来ません。
 「無線綴じ」は針金(ホッチキス)を使用せず、表紙と接着させる時糊付けだけするもの。そのため、見開きでパカッと開くことが出来ます。
 ここで説明しているやり方は「平綴じ」の方に近いと思います。


両面コピー

 コピー本を作るには「両面コピー」(用紙の両面にコピーすること)ができたらいいですね。
 どうやって両面コピーするかは、状況により、様々なので、それぞれ検討してみてください。
両面コピー

 コンビニにあるコピー機は基本的に「片面コピー用」の機種です。つまり、そのままでは両面コピーできないものが多いです。店員に許可を取って、「自己責任でやる」なら許可されることもあるようです。
(失敗したコピーのお金は戻ってこない等。また、コンビニの場合は、紙詰まりを起こした場合、店員によって対応出来る人と、出来ない人がいます。紙詰まり時の対処法を知っておくと、結構便利だったりする。←元・コンビニ店員の経験談。)
 その場合、用紙の差し方にコツがありますが、機械によって全く異なるので、機会があったらご自分でちょっと戦ってみてください。
 また、ほとんどの店で、備え付けのコピー用紙(PPC用紙)以外の紙にコピーすることはできないようです。
(PPC用紙に材質や、厚さが似ているとOKが出ることもあるようですが。)


 簡単に両面コピーできるコピー機は、「Kinko's」のような、ビジネスコンビニ系のお店にあったりします。
 ビジネスコンビニでも、備え付けのコピー用紙(PPC用紙)以外の紙にコピーすることはできないことがありますので、別の用紙を使いたい場合は、一応、お店の方に確認してみるとよろしいかと。
(基本的にハガキの厚さ(110kg)くらいまでならコピー機に通すことができるのですが、この厚さだと連続コピーではなく、1枚1枚様子を見ながらスタートボタンを押すほうがいいかもしれません。確実なのは90kg厚程度まで。 注:通常のPPC用紙は64kg厚)


 街中にある「コピーセンター」のような看板を出しているお店だと、大量にコピーを取った場合、一枚単価がコンビニよりも安くなることがあります。
 また、片面コピー機しかなくても、「手差し」で対応して「両面コピー」をさせてくれることもあります
 これもやっぱり、お店の人に聞いてみるのが良いかと。色々と相談に乗ってくれたりします。


 コピー機の精度の良し悪し、メンテナンスの具合など、こだわる人は機種から何から、徹底的にこだわるようですが、「コンビニコピー程度のものならいい」というなら、別に気にする必要もないかと。



 原稿をパソコンでやっていて、設備投資をする余裕のある方は、「レーザープリンタ」の購入も選択肢の一つです。
 パソコンからダイレクトに出力なので、綺麗です。
 ただし、「プリンタサイズが大きい」、「ある程度の専門知識が必要」等、色々問題はあるんですがね。
(最近は各社からSOHO向けとして、小型のA4レーザーが出てるのですが、これならレーザープリンタ特有の「メモリを積む」必要がないので、割と手軽。(ただし、動作にパソコン側のメモリを使うので、パソコンの方に少し余裕を持って積んでおく必要がある)大きさも最近のA4インクジェットより一回り大きいくらい。)


 本体の価格は置いといて(苦笑)、トナーの販売価格から1枚あたりの単価を出すと、場合によってはコンビニコピーより安くなることもあります。
 ただし、「用紙の片面だけにしか印刷できないもの」(既に片面に印刷されている用紙を入れると、紙詰まりや故障の原因になるので両面印刷することが禁止されている機種)もありますので、購入の際には充分ご注意を。


 家庭用コピー機は……どうなんだろう?
 一時はランニングコストがコンビニコピー機より割高だったこともあるみたいですが、一時期よりは低価格化してますね。
 ただ、画質はまだ大型コピー機に劣るようです。



 どうしても両面コピーが取れない場合は、普通に片面だけにコピーして、コピーした側を表になるように折り、「袋綴じ」にする方法もあります。


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