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平綴じ本の作り方


ここで説明に使用している写真に写っている本は、
CELESTIAL ROOMS発行の「Romantic Garden 4」です。


材料

・コピー済みで二つ折り済みの本文用紙
・表紙用紙
(・遊び紙)
・自分の作るサイズに合うホッチキス
・ホッチキスの針
・接着剤
(水糊より、ペーパーセメントや、
紙用の石油系ボンドの方が、紙が波打たなくて可)
・ダブルクリップ、又は大型のクリップ類、
もしくは輪ゴム
・両面テープ


0-1.平綴じ本の仕組み

 まずは平綴じ本の仕組み。
 「二つ折りにした用紙を二つ折りのまま重ねて、折り目の部分を接着。それを包むように表1〜4を付ける」のが基本。
平綴じ本の仕組み
 ちなみにこちらが中綴じ本の仕組み。
 見比べてみて、分かりますか?
中綴じ本の仕組み


0-2.面付け

 本の仕組みから考えると、次のようになります。
 (24ページの本の場合)

 「3ページ目」の原稿の裏側に「4ページ目」がきて、「6ページ目」の原稿の裏側に「5ページ目」がくる。

 「3ページ目」の原稿と「6ページ目」の原稿はくっ付けて1枚の紙にコピー。もちろんこの裏側には「4ページ目」&「5ページ目」の原稿がくると。

平綴じ本の面付け



 原稿を2枚くっつけた状態でコピーします。
 (テープは貼ったら見えなくなり影が出にくいメンディングテープが一番いいでしょう。)

 原稿の枚数が「4の倍数」分だけキチンと揃っているなら、一度、本のようにページを並べてみると、「○ページの裏に●ページが来る」っていうのは分かるんじゃないかと。

 執筆に「漫画用原稿用紙」を使った場合、「裁ち切り枠」がある関係上、本文内の大きさと、用紙の大きさが一回り違います。
 その場合は、裁ち切り線で原稿用紙を切り抜いてしまうか、原稿を切りたくなかったら、切らない程度に折り目を付けて面付けをするのがよろしいかと。
 また、切り抜いた場合、その外枠を取っておいて、コピー後に裏にテープを貼ってくっ付けるってな手も……。

 なんだか微妙に分かり難い説明ですが、とりあえず仕組みと図を見て「やってみりゃ分かる」じゃないかと。
 まずはとにかくダミーでも作って「やってみる」。そしてあとは「経験してなんぼ」なもんです。こういうのは。(笑)



0-3.コピー

 裏表のページ配分を間違えないようにコピー。


1.折ったものを、ページの順に並べる

 「平綴じ」なので、折ったまま重ねていきます。

 「遊び紙」は「前のみ」、「後ろのみ」と、片方だけでも可能ですが、前後両方に入れる場合は、二つ折りにしたものを切り離しておいてください。

ページの順に並べる
 「遊び紙」はできたら「前後両方に付ける」方が、「表紙の紙に本文用紙が引っ張られないので、傷み難い」という利点もあるみたいです。


2. 最後のページ確認

 この後、接着作業に入ってしまうので、ここで確認しないと、取り返しの付かないことに……。
ページ確認


3.揃えた本文用紙をダブルクリップなどで止める

 背表紙を糊付けするので、その際にズレないようにするためにダブルクリップなどで止める。
 「クリップの跡が残って嫌だ」という場合は、本文とクリップの間に、紙を1枚、2枚挟んでおくと跡が付きません。
クリップなどで止める
 数冊分、まとめて止めた方が、背表紙部分が広くなって、接着剤が付けやすい。
まとめて止める
 荒業としては、「輪ゴム止め」ってのもありますが、これは複数冊重ねて、最低3cm程度の厚さ以上にしないと、輪ゴムに負けます。
 でもこの方法、クリップより楽かも。
 あと、紙の端の傷みに充分気を払うこと。
(ダンボールなどの切れっ端を当てておくといいみたい。)
必殺・輪ゴム止め


4.背表紙部分を接着

 とりあえずまんべんなく接着剤を塗る。
背表紙部分を接着・クリップ編

背表紙部分を接着・輪ゴム編


5.圧着させる

 接着剤がある程度乾くまで、重しを乗せて圧着させる。
 この時、接着部分の接着剤が、他のものにくっつ付かないように、その部分にいらない紙でも当てておいてください。
(コピーを取ったときに失敗した廃紙なんかで可。)
圧着させる
 重しは辞書や古雑誌がいいと思いますが、思い当たるものでいちばん重く、かつ、簡単に動かせるものって言ったら……やっぱり「自分」か!?(笑)
(ケツの下で本を潰しながらの作業かい……。)


6.本の分離作業

 「3.揃えた本文用紙をダブルクリップなどで止める」で、複数冊分まとめて接着した場合は、一冊ずつ分離させる。

 この時、遊び紙も一緒に離すことを忘れないように……。(←経験談)
 まあ、万が一ミスっても、次の「7.ホッチキス止め」で何とかならなくもないですが。

分離作業

遊び紙も一緒に離す


7.ホッチキス止め

 背表紙に近い部分をホッチキスで数ヶ所止めます。

 「ホッチキス止めするなら、接着しなくていいじゃん」と思うかもしれませんが、ホッチキスだけだと、中途半端に浮いてしまい、うまく表紙が付かなかったりします。
(実際にやってみると分かるんだけど。)

ホッチキス止め
 尚、ホッチキスの針の盛り上がりは金槌やペンチなどで潰して置くほうがいいです。
(フラットホッチキスを使うと、この手間がなくなる。)
盛り上がりを潰そう


8.表紙の接着

 表紙を付けます。
表紙

 表紙の上に本文を置いて、端をピッタリ合わせます。
まず、本文を置く

 表紙を折り曲げます。
 この時、板の切れ端などを使って背表紙部分をなぞると 綺麗に折れます。
表紙を折り曲げる

 また、ペーパーセメントや生乾きのボンド等を使用した場合、しばらくは粘着力が残っているので、板などでこすることで、その粘着力を利用して、背表紙部分を接着することが出来ます。
板っきれで背表紙をこすってぴっちり折る

 背表紙部分と本文側5mm程度まで接着剤を付けて表紙用紙と接着。
表紙と裏表紙の端に接着剤を塗る

 接着する前に表紙の用紙をあらかじめ背表紙の厚さを考慮して折り目を付けておいてもいいかも。
折りやすいように、カッターの背で跡を付ける

 包むように表紙を折ります。
 その後、接着剤をつけた部分を、また板っ切れでこするといいかも。
(この本は、表紙がちょっと大きいので、横幅が余ってます。)
本文を包むように折る

 ちなみに、ある程度背表紙の幅がある場合は、一回り大きいサイズの用紙(本文A4二つ折りなら、B4)を使い、本文の縦幅に切り揃えておくことをオススメします。
この場合、表紙のほうが大きい

 余ったところは、後でカットすればいいだけの話なので。
(余った部分でオマケとして「しおり」でも作ってみてはいかがでしょう?)
余分なところはカット

 でも、どっちかっていうと、両面テープのほうが早くて綺麗。
(ただし、その分、コストが掛かるが。)
必殺・両面テープ


9.とりあえず完成

 あとは「仕上げ」をするかどうか、更に何か凝ったりするかはあなた次第。
完成品を積んでみました
背表紙を激写 下のほうを激写


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