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修羅場中の風景 2003年春


これは2003年春の修羅場。
HARU Comic Cityの新刊は「RomanticGarden7」、
Super Comic Cityの新刊は「永遠の二分の一 1st Season」。
いずれもものすんごく切羽詰った状態でした。



前半戦「RomanticGarden7」の修羅場風景。
ページ数は冬コミ発行の「RomanticGarden6」以下だったのですが、
何と、ギリギリまで原稿上がらず。
予想通り「宅配搬入期限」オーバーしました。
なので結局自力搬入する羽目に。
(Cityはコミケより「宅配搬入期限」まで余裕があるのに。)


「この時間がなくてクソ忙しい時に、フリーズしやがったなーっ!!」
 まあ、そんな感じです。
 でもよく見るとこれ、コピー本の製本前のような気がする。右下に「RomanticGarden4〜6」があって、左下にはMOとシャープペン。左上にはメモを書いた紙とフロッピーがあるから。
 おまけに、「RomanticGarden」のFD、ドライブに入ってないじゃないか。(緑のFDが「RomanticGarden」用のFD。隣の白いFDは多分、「永遠の二分の一」のだろう。FDドライブ自体は紙の束の下に埋もれているはずだ……。)
フリーズしたわねーっ!!(怒)
 まあ何にしろ、「ものすごーく切羽詰ってた」状況は分かるかと。(本当はこの机の上よりその周囲の方が凄まじいことになっているんですが、あまりの酷さにさすがに公開するわけには……。)


 紙を二つ折りする作業はそんなに好きではないんですが、折ったものを重ねていくのは好きです。「本が出来てく」感じがして。
 まあ、「RomanticGarden6」は「70P」というページ数なんで余裕あったんですけどね……。
「RomanticGarden6」製本中


後半戦は「永遠の二分の一 1st Season」の修羅場風景。
何が問題って、またもやギリギリまで原稿上がらず……
……以前の話で、20〜30P程度の短編を5話
ぎっちり詰め込んだがために、
最終的に確定したページ数が「144P」。(倒)

……コピー誌ですよ?
オフセじゃないのよ?
製本自分でやるのよ?

そして再び「宅配搬入期限」オーバーでした。
なので結局は自力搬入する羽目に。
有明がいつも以上に遠かった……。


 インクジェットプリンタの逆襲。
 ……ウソです。シアンと黒のインクがもう1枚分だけ持つと思ったのに見事に裏切られた瞬間。
 しかしこの画像を見て、裏表紙のモノクロはインクの黒だけで発色させているのではないことに気が付いた。黒インクだけ使ってくれればいいのに〜っ!(データ上ではグレーなんですがね。……だからだよ。←入稿用モノクロ原稿をインクジェットのグレースケールにしてはいけない理由。純粋に「黒」じゃないから。)
インクジェットプリンタの逆襲/燃え上がる愛の炎(違う)
 こちらが本来のカラー。
 一応、1枚1枚チェックします。何てったって本の「顔」ですから。(しかしこうして見ると地味だな、この本。話は暴走してるのに。)
ちなみに表紙の写真は「素材辞典 Vol.105」画像加工有


 校正チェックのための仮見本。B5用紙に片面だけ刷って二つ折りにしたもの。本の形にしたほうが、完成時のイメージを想像しやすいので。(縮小版だけど。)
 なんと厚さ1.3cm。(袋折なので。製本したものは0.7cm)普通のこれはダブルクリップではどうやっても止められなかったので、「特大」を引っ張り出しました。
 ちなみにこれのチェックに丸一日掛かりましたとさ。(それでも製本後に見つけた誤字脱字……。)
一年振りに使った気がするダブルクリップ「特大」


 「なんちゃってPP加工」用ラミネーター。(笑)
 今回の表紙に掛けたはいいが、以前やった、「あの海よりも深い藍」では「カバー」だったからこそ良かったものの、今回はモロ表紙。
 この後、癖付けのために内側に丸める作業を延々繰り返したものの、結局微妙に外側へ反り返ったまま製本するに至るのであった……。
なんちゃってPP加工。今度はマットだ。


 レーザプリンタの逆襲。
 …………ウソです。私が紙を突っ込んだ時に斜めになってしまったがためのシロモノ。(早い話が「紙詰まり」させたと。)
 まあ、極端に連続使用し続けると、真っ直ぐに紙を入れてもこれと似たようなことは起きますけどね。
 個人的には使用予定枚数の1〜2%くらいは何らかの失敗かますもんだと思ってます。(1000枚なら10〜20枚程度。)プリンタのせいだけじゃなく。自分で裏表のデータ間違えたりとかして。
レーザプリンタの逆襲/実はエロシーンへの導入部。読めないと思うけど。


 ページを重ねて本にしていく作業は割と好きなんですが、今回ばかりは途中で嫌になりました。
 折り(一枚の紙を二つ折りしたもの)の数が「35」。(全ページ数が144P。表1〜4除いた本文ページ数が140P。35枚×4Pなので。)重ねれば重ねるだけ分厚くなっていく紙の束。
 この作業をやっている段階で実は「明日はイベント」状態でした。焦る焦る。でも、ページ数が多いだけに、ページを間違えてないかどうかチェックしない訳にもいかず……。
35枚の紙を重ねてチェックするのは気の遠くなるような作業です。


 「永遠の二分の一 1st Season」製本数十冊の中で最初に仕上げたものですが、実は失敗作。
 ここまで来たのに予想外の結果にちょっと呆然としました。
 さあ問題です。この本は一体何処が失敗したのでしょう?
予想外の失敗作
 答え。
 本文と表紙の接着に普通の木工用ボンドを使ったのにも関わらず、なんとボンドが付いた部分が「赤く変色」しやがりました。
 用紙はインクジェット用紙なんですが、まさかこんなことになるとは……。
 その後に作ったものは、ボンドの代わりに両面テープを引っ張り出して付けました。(こっちは変色してないはずです。)
 ボンドの成分とインクジェット用紙の成分の何かが反応したんだろうけど、まさかこんなことになるとは思わなかっただよ。インクジェット用紙って、インクの発色が良くなるように化学合成塗料が着いてるんだねえ。改めて思い知らされた一件。
背表紙側が赤く変色


 
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