「安い両面テープは糊がダメ」
それ、ホント?
それじゃ、とりあえず実験してみましょうか。
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| Tape No.1 | ![]() | |
|---|---|---|
| 商品名 | NICHIBAN ナイスタック 両面テープ | |
| 品番 | NW-10 | |
| サイズ | 10mm×20m | |
| 発売元 | ニチバン株式会社 | |
| 商品特性 | 雑誌や新聞などのスクラップや、サンプル帳の作成に | |
| 購入価格 | ¥370(税抜)←ユザワヤ友の会会員なので、実際はもっと安かったと思う | |
| 購入場所 | ユザワヤ吉祥寺店 | |
| その他 | 何処の文房具屋でも見掛けるスタンダード商品。 | |
| Tape No.2 | ![]() | |
|---|---|---|
| 商品名 | NICHIBAN 強力タイプナイスタック 両面テープ | |
| 品番 | NW-K10 | |
| サイズ | 10mm×18m | |
| 発売元 | ニチバン株式会社 | |
| 商品特性 | 板紙・金属・プラスチック等の固定、工作に | |
| 購入価格 | ¥370(税抜)←ユザワヤ友の会会員なので、実際はもっと安かったと思う | |
| 購入場所 | ユザワヤ吉祥寺店 | |
| その他 | ナイスタックシリーズの強力版。 | |
| Tape No.3 | ![]() | |
|---|---|---|
| 商品名 | 両面テープ・ミニ | |
| 品番 | 0957 | |
| サイズ | 15mm×4m | |
| 発売元 | 株式会社良品計画 | |
| 商品特性 | (特になし) | |
| 購入価格 | ¥90(税抜) | |
| 購入場所 | 近所の無印良品 | |
| その他 | 無印良品の文房具。無印は製造を外注してるはずなんだが、何処のメーカーが作っているのかは謎。 テープの匂いがちとキツイ気もします。 | |
| Tape No.4 | ![]() | |
|---|---|---|
| 商品名 | ニットー 両面テープ | |
| 品番 | KT02130 | |
| サイズ | 10mm×12m | |
| 発売元 | KYOSHIN(大阪のメーカーのようです) | |
| 商品特性 | 手芸・工作用仮止めに | |
| 購入価格 | ¥100(税抜) | |
| 購入場所 | Can Do | |
| その他 | ダイソーにも同じものがありましたが、とりあえずCan Do(100円ショップ)にあったこっちを。テープの色合いが既に微妙な気もするが……。 | |
| Tape No.5 | ![]() | |
|---|---|---|
| 商品名 | 両面テープ物語 紙で出来ている強力タイプ | |
| 品番 | No.C-2 | |
| サイズ | 10mm×12m | |
| 発売元 | ダイソー | |
| 商品特性 | 縫製時の仮止めに | |
| 購入価格 | ¥100(税抜) | |
| 購入場所 | 近所のダイソー | |
| その他 | ダイソーの両面テープ。数あるテープ類の中から「紙」というだけでエントリー。ダイソーも外注だと思うんだけど、製造は何処だろう? | |
| Tape No.6 | ![]() | |
|---|---|---|
| 商品名 | 両面テープ物語 透明フィルムで出来ている強力タイプ | |
| 品番 | No.B-3 | |
| サイズ | 10mm×12m | |
| 発売元 | ダイソー | |
| 商品特性 | 透明ガラス、窓用に | |
| 購入価格 | ¥100(税抜) | |
| 購入場所 | 近所のダイソー | |
| その他 | フィルムだからでしょうか。巻きがキラキラしてます。フィルムがどのくらいの厚さなのか気になるところです。 | |
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| Paper No.1 | ![]() | |
|---|---|---|
| 種類 | 薄いトレペ | |
| 厚さ | 40g/m2 | |
| 発売元 | KOKUYO | |
| その他 | 何かの折に買ったと思うんだが、かなり昔(かれこれ10年以上前)からあるので、何で買ったのかは不明。 | |
| Paper No.2 | ![]() | |
|---|---|---|
| 種類 | 厚いトレペ | |
| 厚さ | 記載なし。触った感じは上質135kgよりも厚そう | |
| 発売元 | ORION | |
| その他 | 遊び紙にしようと思って買ったのだが、意外に厚くてびっくりした。何度か多色刷り用の原稿用紙として使った記憶が……。 | |
| Paper No.3 | 用紙の束自体を 使い果たした模様 | |
|---|---|---|
| 種類 | PPC用紙 | |
| 厚さ | フツーのコピー用紙なんで64g/m2相当かと | |
| 発売元 | 不明 | |
| その他 | フツーのコピー用紙。500枚300円くらいで売ってるヤツ。 | |
| Paper No.4 | パッケージなんぞ とうの昔に捨てた | |
|---|---|---|
| 種類 | 色上質中厚口 | |
| 厚さ | 中厚口 | |
| 発売元 | 不明 | |
| その他 | ペーパー用に購入したものの余り。 下の厚口より薄いんで、中厚口と推測。 | |
| Paper No.5 | ![]() | |
|---|---|---|
| 種類 | 色上質厚口 | |
| 厚さ | 厚口 | |
| 発売元 | muse | |
| その他 | 右の写真は色が実験に使ったものと違うが、使用したのは同じメーカーの同じ厚さのもの。 これもペーパー用に購入したものの余り。 | |
| Paper No.6 | ![]() | |
|---|---|---|
| 種類 | まんが原稿用紙 | |
| 厚さ | 上質紙135kg | |
| 発売元 | SAM TRADING | |
| その他 | 最近オフセで刷らないので大量に余っている原稿用紙。 | |
| テスト方法 | |
|---|---|
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用紙サイズは7cm四方。テープは1cm×2cm。 間隔を周囲に1cmずつ開ける。 テープの番号を用紙の端に、棒の本数で表示。 それを同じ用紙で挟み込むように接着。
写真も右の図と同じように、右上から左に「1」、「2」、「3」。右下から左に「4」、「5」、「6」です。 |
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| テストの流れ |
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実験を始めたのは2002年の12月。 それぞれのテスト用紙に両面テープを貼り付けて同じ用紙で挟み込んだ。
さて、どうしよう。
とりあえず試しにラミネーターに10回くらい通してみました。熱を加えて圧着って感じで。
その後、それを取り込んで「温かいところ」を探して辿り付いたのはホットカーペット。カーペットと上掛けの間に挟み込むこと数ヶ月。
ふと思い出して結果を見たのが2003年の8月の下旬なのでした。
最初に実験を始めてから約8ヶ月。暑かったり、寒かったりを経験している状態です。 |
| テスト用紙・その1 / 薄いトレペ | |
|---|---|
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薄いだけあって、反応は分かりやすいかと。 写真ではちょっと分かり難いかと思いますが、実物は下段、「100円ショップもの」の「4」「5」「6」は若干黄色く変色しています。だからといって、変な糊の溶け方をしているわけではありませんが。 一番変化がないのは「1」の通常版「ナイスタック」。「2」の「強力タイプ」は下段ほどの変質はありませんが「透けてるなぁ」という気がします。接着力の問題か? |
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ちょっとペリペリと剥がしてみました。上が「1〜3」、下が「4〜6」です。 「1」は強めに力を加えると剥がれてきました。「2」は割としっかりくっ付いていた。「3」が一番しっかりくっ付いていた気がします。なかなか剥がれなかった。 下段3つは……。既に変質云々って感じの話では……。 「4」はテープ自体が真ん中の層から2つに分かれて剥がれました。「5」は上にくっ付いたり、下にくっ付いたり。こちらも簡単に剥がれてきました。「6」はもう……「くっ付いてる気力がありません」って感じでね……。 |
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| テスト用紙・その2 / 厚いトレペ | |
|---|---|
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厚いトレペも上の薄いものと似たような感じです。 実物は下段、「100円ショップもの」の「4」「5」「6」は若干黄色く変色しています。 あと「ちょっと黄色いな」と感じるのは「2」の「強力タイプ」。これも下段ほどではありません。 糊の溶解自体はありません。 |
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これまたペリペリと剥がしてみました。基本的には薄いトレペと一緒。 「1」は強めに力を加えると剥がれてきました。「2」「3」はしっかりくっ付いてて剥がせなかったです。 下段3つの結果も薄いトレペと同様。いずれも「お前、やる気ないだろ?」と思ってしまった。 まあ、トレペは通常の紙と質が異なるので参考までに。 |
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| テスト用紙・その3 / PPC用紙 | |
|---|---|
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微かに両面テープの気配が見られます。基本的にはトレペほど透けてはいないが、似たような状況かと。 下段、「100円ショップもの」の「4」「5」「6」は若干黄色く変色しています。ぱっと見で分かることは分かりますが、軽く流し見たら気にならない程度かと。 上の二つ同様、糊の溶解自体はありません。 |
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今度は紙で剥がしてみました。どうなったかというと、全体的には「トレペよりはしっかり付いてる」といった感じではあります。 「1」はやっぱり強めに力を加えると剥がれてきました。でも、薄めの本の表紙を付けたりする分には問題ないと思います。表紙の用紙自体も余り厚くなく、引力の小さいものだったら問題ないんじゃないかと。 「2」「3」はしっかりくっ付いてて剥がせなかったです。厚い表紙や本のように、引力が強いものならこっちがいいかと。 下段の中で意外にしっかり付いていたのは「4」。「2」「3」ほどではないものの、結構しっかり付いてたなと。 「5」「6」はトレペの時よりはマシという程度。特に「6」はもう、「お前、ホントにやる気ないだろ?」という感じ。(まあ「フィルム」なので、しょうがないのかと。) |
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| テスト用紙・その4 / 色上質中厚口 | |
|---|---|
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ここまでくると「両面テープが付いてるぞ〜」という、厚さの気配は若干見られますが、糊がどうだとか、色がどうだとかっていうのは全く関係なさそうです。 中厚口だと表紙に使う厚さではなく、どちらかというと本文に使う厚さのような気がするので、そんなに気にすることもないかなと。 |
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今度は少し厚い紙。 「1」はやっぱりちょっと強めに力を加えると剥がれてきました。 「2」「3」はしっかりくっ付いてて剥がせなかったです。 「4」は水飴状態。頑張ってくっ付いていると言えば確かにそうなんだが、「2」「3」と比べるとちょっと頼りないかなと。 「5」「6」。私なら本には使わないです。ちょっとね……。 |
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| テスト用紙・その5 / 色上質厚口 | |
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中厚口ですら分からないのに、この厚さで一体何が分かるっちゅーんでしょうか? 既に「両面テープが貼ってあること」すら分かりません。 この厚さで両面テープの影響が見られないなら、上質紙90kgレベルの用紙だったら、特に影響を気にしなくても良さそうですね。(っていうか、上質紙90kgって、オフで使う本文用紙だよな……。コピーなら表紙に使うけれど。) |
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もっと厚い紙。 「1」は意外と上の中厚口よりも軽い力で剥がれてきました。あらら。 「2」「3」はやはりしっかりくっ付いてて剥がせなかったです。(紙のほうが破けそうだった。) 「4」「5」「6」。問題外。私なら本には使わない。 |
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| テスト用紙・その6 / 上質紙135kg | |
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厚口どころか中厚口で既に両面テープの影響が分からないので、この厚さについて語ることなど何もなく……。 早い話が「両面テープの影響なんぞ、気にする必要もないだろう」と。 |
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更に厚い紙。結果は中厚口と近い状態。 「1」は意外に簡単に剥がれてきました。ペリッとな。 「2」「3」はやはりしっかりくっ付いてて剥がせなかったです。 「4」は水飴状態。でも、結果的には剥がれたも同然。「5」「6」、問題外。私なら本には使わない。 |
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| とりあえず結論 | |
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「NICHIBAN 強力タイプナイスタック」と「無印良品 両面テープ・ミニ」がやけに丈夫だったなと。 100円ショップものは、「糊が溶ける、変質する」というよりは、「粘着力が早く低下する」という感じ。(まあ、それもある種の「糊の変質」なんでしょうが。) 通常の「NICHIBAN ナイスタック」は思ったほどではなかったもの、100円ショップのものよりはマシかと。
「NICHIBAN」の商品は「NICHIBAN」が自社で生産しているものですから、製品が一定であると推測できるんですが、無印良品の両面テープはどうなんでしょう?良品計画が直接生産しているわけではないはずなので、外注先が変わったりしたら、また違う質の糊が使用される可能性があるんじゃないかと。 強力ナイスタック : 10mm×18m=18000mm2
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